「ゼビアックス油性クリーム®︎の製剤見本」に書きましたが、ゼビアックス油性クリーム®︎という薬が発売されました。
本日午前中に薬局に納入されましたので処方開始しました。
特徴はニューキノロン系の抗生物質で抗生物質の効きにくいMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)にも有効なことです。(参考:MRSAによる飛び火)
これまでは飛び火(伝染性膿痂疹)は外用剤では治りにくいため内服を中心に治療していますが、このゼビアックス油性クリーム®︎を使うことで内服を処方することが減りそうですね。飛び火(伝染性膿痂疹)を診療している医師にとっては強力な武器が増えたような印象です。
今日2人処方しました。
パンフレット通りの有効性であれば飛び火(伝染性膿痂疹)の治療が変わりますね。
滲出液が出るグジュグジュした皮疹が続く場合、大人でも飛び火の可能性があります。患者さんによっては年単位でグジュグジュした状態で悩んでおられる場合があります。グジュグジュした皮疹でお困りの場合お近くの皮膚科を受診してみてください。このお薬で治る可能性があります。
治療効果等結果が分かりましたら改めて掲載したいと思います。
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