2つの帯状疱疹ワクチンの違い

橋本クリニックでは自費診療で帯状疱疹の予防ワクチンの接種を行っています。帯状疱疹の予防ワクチンには二種類あります一つは生ワクチン(毒性の少ないウイルスを利用したワクチン)で乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」、もう一つは不活化ワクチン(ウイルスの一部だけを利用したワクチンで感染性はない)で乾燥組み替え帯状疱疹ワクチン「シングリックス®️」です。費用や効果に違いがありますので、その違いを一覧にまとめてみました。

乾燥弱毒生水痘ワクチン
「ビケン」®

乾燥組み替え帯状疱疹ワクチン
シングリックス®

費用 1回:皮下注射

2回:筋肉注射
(2ヶ月間隔をあけて遅くとも6ヶ月以内に接種)

接種方法

7000円(税込)

1回22000円(税込)
計2回44000円(税込)

全身副反応

<1%

11%(筋肉痛が多い)

接種できない方 ・37.5℃以上の発熱中の方
・抗がん剤、ステロイドなどの免疫抑制剤を投与中の方
・HIV感染などの免疫抑制状態の方
・妊娠中
・本剤でアナフィラキシーを起こしたことのある方
・37.5℃以上の発熱中の方
・本剤でアナフィラキシーを起こしたことのある方
予防効果

50歳以上 ものに対する帯状疱疹の予防に対する一変承認時資料等の概要」ー資料2-1乾燥弱毒生水痘ワクチン-厚生労働省
の資料よりグラフ化

「 乾燥組み換え帯状疱疹ワクチンシン グリックス®️筋注用主要な臨床試験成績等の概要」-厚生労働省
の資料よりグラフ化

 

帯状疱疹の発症率

50歳以上 ものに対する帯状疱疹の予防に対する一変承認時資料等の概要」ー資料2-1乾燥弱毒生水痘ワクチン-厚生労働省
より引用

 

帯状疱疹後神経痛の発症率

 

「 乾燥組み換え帯状疱疹ワクチン シングリックス®️筋注用主要な臨床試験成績等の概要」-厚生労働省
より引用

二つのワクチンを直接比較した資料はありませんが、上記二つのグラフの比較より効果の差は明らかに乾燥組み替え帯状疱疹ワクチン「シングリックス®」の方が優れています。
乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」®予防効果は接種当初から約半分程度で年数が経つ毎に予防効果が減弱するため、繰り返し接種をする必要があります(どの程度の年数での接種が適切かの指標は今のところありません)。一方乾燥組み替え帯状疱疹ワクチン「シングリックス®」は、「 50歳以上の被験者を対象にした国際共同 第Ⅲ相臨床試験(日本人を含む)におけるPNHの発症」のグラフに示されるように、1クール2回の接種を行うと少なくとも9年は効果が持続することが示されています。帯状疱疹ワクチン「シングリックス®」は「初回接種後9年間の細胞性・液性免疫応答」のグラフより、年数が経っても細胞性免疫・液性免疫の効果がそれほど減弱しないことがわかります。そのため乾燥組み替え帯状疱疹ワクチン「シングリックス®」は、乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」®のように追加接種は必要ない可能性が高いと考えられます。
まとめ 費用はかかりますが橋本クリニックでは予防効果の高い乾燥組み替え帯状疱疹ワクチン「シングリックス®」をお勧めします。欧米では基本的に乾燥組み替え帯状疱疹ワクチン「シングリックス®」が接種されています。費用を抑えたい方、副作用を避けたい方、1回で接種を終えたい方は乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」®をご検討ください。

 

帯状疱疹のワクチンのご希望の方はお気軽にお電話(0823-32-3000)にてご予約ください。
完全予約制とさせていただいております。
基本的にはご予約いただいた時点でワクチンを取り寄せるようにしておりますが、ワクチンの在庫があれば当日でも接種することができます。

 

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