AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、日本語で言えば男性型脱毛症のことです。
AGAは男性なら誰でも起こる脱毛症ですが、20代で髪の毛が少なくなることもあれば、70代でもフサフサの人もあります。その違いがわかってきました。一言でいえば5α還元酵素という酵素の働き方の違いでした。5α還元酵素がよく働いてしまうと髪の毛が抜けてしまうようです。5α還元酵素の働きを阻害すると髪の毛が生えてきます。
AGA(男性型脱毛症)の病院での治療には大きく分けて二つあります。
一つはフィナステリド(先発品名:プロペシア)、もう一つはデュタステリド(先発品名:ザガーロ)です。
詳しくはAGA(男性型脱毛症)のページに譲りますが、簡単に書けばフィナステリドは原因となる5α還元酵素の2型だけを阻害し、デュタステリドは1型・2型の両方を阻害します。つまり効果が高いのがデュタステリドで、フィナステリドはそれなりに効果があります。
1型2型の両方の5α還元酵素を阻害するデュタステリドの著効例と2型5α還元酵素のみ阻害するフィナステリドの著効例を掲載してみました。
(画像をクリックして頂くと内服後の写真が出ます。全員がここまで効果が出るとは限りません) |
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