目次 巻き爪は痛い? ~巻き爪と化膿性爪囲炎について~ |
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巻き爪とは字のごとく爪が巻いてしまう状態です。 少し巻いている程度であれば左のような状態ですが、巻き方が強くなると右のようになります。
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痛くなるのは爪の周りに細菌感染を生じ、爪の周りが赤くなった状態化膿性爪囲炎です。(参考:爪のまわりが腫れて痛い時(化膿性爪囲炎)、写真入りで解説しています) このような状態になると痛みを生じます。 巻き爪が酷くなったとしてこられる患者さんの90%以上はこの化膿性爪囲炎の状態で来られます。 爪の形のせいで痛い訳ではない証拠に、爪の形が変わらないのに痛い日と痛くない日があることからわかります。 爪の形のせいで痛いのであれば、痛い日には爪の巻き方が激しくなり、痛くない日には爪が開いていなければ辻褄があいません。通常そのようなことはないため爪の形のせいで痛い訳ではないことをご理解してもらっています。 |
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巻き爪の治療は通常は巻き爪ロボやVHOなどになりますが、形が気になるわけではないのであれば、そもそも治療をする必要がありません。爪が巻いているため人に見せることができないなど見た目が気になるのであれば、巻き爪ロボやVHOなどの巻き爪治療の適応ですが、見た目が気になるわけではなければ治療の適応はありません。 特に痛みのために治療するのであれば、治療すべきは巻き爪ではなく化膿性爪囲炎です。 化膿性爪囲炎の治療は通常抗生物質にて行います。当院では適切な抗生物質を見極めるために細菌培養の検査を行うようにしています。検査の提出のタイミングにもよりますが、早ければ3日~4日、遅くとも1週間で細菌の同定と効果の期待できる抗生物質を知ることができます。 爪の痛みでお悩みでしたら橋本クリニックを受診してみてください。 特に治りにくい爪の痛み、あるいは一旦治っても繰り返す爪の痛みの場合、食事の仕方を変える必要があるかもしれません。 細菌感染に有効な具体的な食事指導を行っておりますので、爪の痛みでお悩みでしたら橋本クリニックを受診してみてください。当院で手術に至るのは10〜20人に1人程度です。ほとんどの方が適切な抗生物質と食事療法で改善し、再発もしにくくなります。 |
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参考:陥入爪について | ||||||
様々な爪疾患画像をクリックすると各疾患の説明を見ることができます。
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