第四日曜日の本日は9:00〜13:00の間通常通り診察をしていました。
日曜日は診療している皮膚科が少なく呉市内では橋本クリニックだけのため、これまでも日曜日しか受診できない患者さんにお越しいただくことがよくありました。日曜日でも受診できるために、たまには遠方からお越しいただくこともありますが稀でした。
遠方といっても元々皮膚科のない江田島からお越しいただくことはよくあるのですが、今日は江田島に加え、東広島、広島市南区、広島市安佐南区、岩国市からお越しいただきました。
遠方からお越しいただく場合、実家が呉あるいは職場が呉といった元々呉と縁があってお越しいただくことが多いのですが、今日少し嬉しかった反面少し申し訳なかったのは、元々呉に縁があるわけではなく、わざわざ橋本クリニックを目指してお越しいただいた患者さんが多かったことです。
これまで皮膚科を受診されても治らないため困っていたところ、当院のホームページやクチコミサイトでの口コミを見ていただいてお越しいただいたそうです。
ただ遠方からお越し頂いても当院で使う薬は特殊なものではありません。当院での薬での治療法はガイドラインのあるものは基本的にガイドラインに沿った治療です。他院と大きく異なるのは食事指導を含めた生活指導を行うことです。
通常は再診していただいた際に生活指導を行っていますが、今日遠方からお越し頂いた方は薬を使うと一時改善することは分かっているため、他院で処方された薬と似た薬を処方し、生活指導を行いました。皮膚病を患う方に共通した生活習慣があるのですが、私が確認している皮膚病を患う方に共通した生活習慣があるかどうかお伺いしたところ、特徴的な生活習慣がありました。遠方からお越し頂いた甲斐がありました。必ず治るとは限りませんが私の経験上、皮膚病を患う方に共通した生活習慣をされている方は、元々皮膚病を患う方に共通した生活習慣がなくて皮膚病になっている方よりも薬が必要なくなる可能性は高い傾向があります。
皮膚病を患う方に共通した生活習慣を避けましょうと遠方からお越し頂いた患者さんに説明したところ、非常に驚かれました。病気の原因として全く疑われたことがない生活習慣が原因の可能性があると説明するので、前からボールが飛んでくると身構えていたところにいきなり後ろからボールが飛んできたようなイメージです。
ただその生活習慣が原因だと仮定すると確かに思い当たることがあるので、納得していただけることが多いです。特に皮膚病が悪化し始めた時期とその生活習慣が変わった時期とが一致すると確信に変わるようです。時期が一致することがわかった瞬間ハッとされて患者さんの表情が変わります。私はそのハッとされる瞬間を見させてもらうのが好きです。なぜならハッとされる瞬間がある方の大半が薬が必要ない状態になることが多いからです。
一般的には治りにくいとされている皮膚病の中で、当院で治る可能性のある皮膚病はニキビ・アトピー性皮膚炎、化膿性爪囲炎、巻爪(実際にはほとんどが陥入爪です)などです。
呉市近辺で治らないあるいは繰り返す皮膚病でお困りの方は橋本クリニックを受診してみてください。
(近いうちに少しずつ公表したいと考えていますが、現在のところ皮膚病を患う方に共通した生活習慣は公表していません。お電話でのお問い合わせにもお答えできませんのでご了承ください)
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