皮膚病を治すために患者さんに水分摂取を提案していますが、汗をかいてしまった場合には、発汗量に応じて追加で水分摂取する必要があります。
発汗量の目安がわからないと水分摂取量の目安もわからないと考えて実験しました。
実験は至ってシンプルです。散歩前に水分摂取後裸になって体重を測ります。散歩して帰ってからトイレに行く前に再度裸になって体重を測ります。裸になる目的は、服に吸い込まれた汗の分もカウントするためです。
出発前の体重は76.3Kgでした。
お散歩は約1時間、約3Kmでした。
天気は雨だったので傘を差しながらのお散歩でした。雨が足などにはかかっていました。それほど暑くはありませんでしたが、家に着くと腕、首、背中には汗が滲んでいました。
服を脱いで扇風機の風を浴びて汗を乾かしました。(体に付着している分の汗を取り除くためです。今考えるとタオルで拭き取ってもよかったのですが、暑かったので扇風機で涼みながら乾かしました)
お散歩後の体重は0.2Kg落ちていました。トイレにはいっていないので汗の量を表しているのではないかと思います(現実には息から失われる水蒸気と、エネルギーが燃えて二酸化炭素になって失われる重さもありますが汗の量と比較すれば微々たるものだと思います)
今度可能であれば比較対象のコントロールとして、水を飲んだ状態で裸で体重を測り、エアコンのきいた家で1時間過ごした後で体重を測ってみたいと思います。このコントロールが体重変化なければ、お散歩後の体重減少は汗の量だと考えて良いと思います。
今の時期の気温で雨模様の下の約1時間のお散歩で200gの汗が失われる可能性が示唆されました。毎日1時間お散歩する方は、1.5〜2リットルの基本の水分に加えてプラスして飲む必要があります。
意外に汗かいてますね。
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