「帯状疱疹ワクチン予防接種(シングリックス®️)」のホームページを作りました。

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帯状疱疹予防ワクチン・シングリックス®️のホームページを作りました。
帯状疱疹とは水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされるウイルス感染症です。ただし帯状疱疹の発症は外から感染するわけではなく、通常小児期に感染し水痘を発症した水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症します。水痘・帯状疱疹ウイルスは水痘の治癒後も神経に残っていて、免疫で帯状疱疹の発症を押さえ込んでいる状態です。その免疫が衰えてくると発症してしまうことから50歳以上の方に多く発症します(私は20代で発症しましたので、必ずしも50歳以上というわけではありません)。

帯状疱疹の予防ワクチンには現在2種類が存在します。乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」®️という水痘の予防ワクチンを帯状疱疹の予防にも使うというものと、帯状疱疹の予防に特化した不活化ワクチンである予防ワクチン・シングリックス®️というワクチンです。
今回ホームページを作ったのは予防ワクチン・シングリックス®️です。
乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」®️と比較すると予防ワクチン・シングリックス®️の方が効果が明らかに高いようですが、今のところ呉市では公費負担がないため全額自己負担となり当院では1回22000円で2回接種が必要です。

インターネットで検索していると名古屋市は公費負担があるようです。呉市でも早く公費負担になると良いですね。

私は個人的には金額が高くても効果が明らかに高いシングリックス®️の接種が望ましいように思います。
アメリカでは帯状疱疹の予防目的の乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」®️の接種は中止され、全て帯状疱疹予防ワクチン・シングリックス®️の接種が推奨されているそうです。アメリカでシングリックス®️の需要が高まったため日本では不足していたそうです。現在は十分ワクチンは供給されているそうです。
近いうちに乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」®️予防ワクチン・シングリックス®️の違いを一覧にして比較しやすいホームページを作りたいと思います。もうしばらくお待ちください。

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