最近のマイブームは「自炊」です。
家族がいて「料理」ではなく、「自炊」が趣味ですが、家内に愛想尽かされて出ていかれたわけではありません。
「自炊」
「自炊」と言っても料理をする「自炊」ではなく、本などを裁断しスキャナーで読み込む方の「自炊」です。
電子書籍などであれば購入してそのままデジタルで使うことができますが、通常の書籍を電子化することを自分で電子化するということで「自炊」と表現されます。その「自炊」が楽しくて色々裁断して電子化しています。というのもクリニックに大量に届く書類の整理に辟易していたこともあり、全てデータ化してしまうと楽になるのではないかと考えScanSnap iX1500 (両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応)を購入しデータ化することにしました。(ちなみに年明けに、読み取り速度が30%アップしたScanSnap iX1600という製品が発売されています)
裁断
A4の通常の書類はそのまま読み込むことができますので、次々読み込んで裏面が白紙のプリントは子供達の計算用紙にしています。今まではいるかもしれないからとある程度残していましたが、どこに置いたか探すのが大変でした。というのもアナログの紙だと検索はできないので探すのが大変です。
せっかく高速スキャナーがあるので書籍の電子化も試みました。下の写真のような大型裁断機を購入すると良いのですが、差し当たりスキャナーが使い物になるかどうかを試すために、通常のカッターで切ってみることにしました。
今電子化を試みているのが日経サイエンスですが、1冊あたり最初は5分ほどかかっていました。なれてくると2分半程度で1冊を裁断することができるようになりました。10冊以上あるので・・・。自分の時間を使うと考えると以下の写真のような大型裁断機を買う方が良さそうです。スキャナーを購入した際に大型裁断機も買うことを検討しましたが、別の機種が目について4万円ほどしたため購入を躊躇っていました。下の写真の機種であればそこまで高くはないので購入してみようかと思っています。
電子化
今回私はScanSnap iX1500 (両面読取/ADF/Wi-Fi対応)で読み込みをしました。新製品のScanSnap iX1600の方が読み取り速度が30%高速化されているそうです。
このScanSnapが便利なのはパソコンなしで、google driveなどのクラウドに直接保存してくれることです。
設定をしておくとスキャンボタンを押すだけで設定したクラウドに保存してくれます。
両面を一度にスキャンしてくれるので非常に便利です。
スキャンした結果はPDFで一つのファイルにしてくれるので便利ですし、タイトルをOCR(Optical Character Recognition/Reader、オーシーアール、光学的文字認識)により、自動的につけてくれます(残念ながら精度の問題はあるので、多少手伝ってくれる程度です)。多くの場合タイトルは付け直す必要があります。
タブレットで読む
私はiPhone・iPadを使っていますが、iPadでこの雑誌を読みたいなと考えました。通常PDFファイルを読むのはアクロバットリーダーというアプリを使うことが多いのですが、もっと便利に扱えないかと考えました。
iPhone・iPadのアプリで「ブック」というアプリがあります。通常は購入した電子書籍を読むためのアプリですが、PDFの取り込みができるのではないかと試行錯誤してみました。iPadでの操作で何とかならないかと思いましたが無理そうでした。次にMacBookで操作してみると読み込みボタンがあり、PDFファイルの読み込みができました!
一旦Google driveからダウンロードをする必要がありますが、ダウンロードしたファイルを「ブック」の「ファイル」の「ライブラリに追加」から取り込みにいくとうまく取り込むことができました。
少なくともMacBookには取り込みが出来ました。
iCloud(アップルの提供しているクラウドサービスです)で繋がっているのでiPadでも使えるようになるはずです。
iPadを開いてみるとライブラリに追加されていました。
iPhoneのブックにも追加されるはずですが追加されません・・。一旦ログアウトして再度ログインしてもダメでした。試行錯誤の結果、一度アプリを削除して再度インストールしたらPDFファイルが読み込まれました。
こんなに早くて便利だとわかっていれば、もっと早くスキャナーを買って、色々な本を「自炊」すればよかったと思います。
家に置いていても邪魔になるということで漫画も何冊も捨てたのですが・・。捨てる前に「自炊」すれば良かった・・・。
とはいえクリニックにも家にお漫画以外の本もまだ大量にあるので、大型裁断機を購入してせっせと「自炊」しようと思います。
電子書籍は基本的にアマゾンのKindleを利用していますが、このブックも使いやすく「自炊」に大きなメリットがあります。むしろKindleよりも整理しやすいかもしれません。
こうして考えれば考えるほどscansnapを買うのが本当に遅すぎた気がします・・・。
「自炊」のメリット
「自炊」のメリットです。これまでほとんど興味のない広告・ダイレクトメールはすぐにゴミ箱行きでした。今は取りあえず全てscansnapで取り込んでいます。その取り込んだ広告やダイレクトメールを家に帰って時間のある時に整理して改めて落ち着いて読んでみます。再度検討の余地があるものは興味のある広告フォルダに置いておくという整理の仕方が身につきました。
もう一つのメリットはわざわざ本だと読まなかった物が、「自炊」してあると布団に入って電気が消えていてもタブレットで読むことができます。電気をつけなくても良いので本を読んでいても家族に迷惑をかけることもありません。
日経サイエンスは買ってあっても興味のある記事だけは読むものの、その他の記事にまでなかなか目を通す時間がなかったのですが、今ではちょっとした時間の隙間でも読むことができるので重宝しています。
この調子で医学の雑誌もジャンジャン取り込んでいこうと思います。
身の回りが書類や本で溢れている方にはおすすめですよ。
ふるさと納税の返礼品
実はこのScanSnap iX1500 (両面読取/ADF/Wi-Fi対応)がふるなびで石川県かほく市のふるさと納税の返礼品となっていました。昨年気づいた際にはふるさと納税の枠が残っていなかったため年度の変わる1/1になってから自宅用にふるさと納税を行いました。新製品が発売されたため少し発送が遅れますが新製品のScanSnap iX1600を送りますと嬉しいメールをもらっています。
こちらにふるさと納税について解説しています。興味あれば読んでみてください。
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