我が家の趣味の博物館めぐりの一環で、佐賀県で博物館を検索するとこの博物館が目に留まりました。ちなみに我が家では目的地を決めて、通り道や目的地周辺の博物館や科学館を探します。今回の目的地は佐賀の科学館でその周辺で色々探しました。
詳しくサイトを見るような下調べをせずに、単に薬の博物館であれば面白いかと思い立ち寄りました。
結果、立ち寄って正解でした。
中富記念くすり博物館
住所:〒841-0004 佐賀県鳥栖市神辺町288−1
電話:0942843334
博物館入り口
中富 三郎氏の銅像です。
お恥ずかしながら何をされた方かわかりませんでした。
プレートを読んで理解できました。
サロンパスを開発された方で、久光製薬の功労者です。サロンパスが画期的だったことで湿布薬というジャンルが生まれました。
常設展示
生薬の原料
科学が進んで薬の作用機序がわかるまでは、経験的に効く効かないかで薬が判断されていました。
珍しいものは何かに効く(効いてほしい)ということで薬とされたものもあると思います。
懐炉や殺虫剤なども展示されていました。
蒸留装置が展示されていました。
薬を作るのって大変ですよね。
浸煎剤機
生薬(材料)を湯煎して有効成分を抽出する機械です。
撹拌擂潰機
薬を撹拌しすりつぶす機械です。
打錠機
初めてみました。粉薬を錠剤にする機械です。
今薬局でこれらの機械を使うことは通常ありませんが、医学生さんや薬学部の学生さんはこの歴史を知っておいてもよいのかもしれませんね。
もしよかったら訪れてみてください。
鳥栖市での薬の発展
いってみてよかったです。
お近くに行かれる際は立ち寄ってみられてはいかがでしょうか?
薬木薬草園はこちらです。
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