例年インフルエンザワクチンを接種していますが、今年もインフルエンザワクチンの接種を行う方針で接種の準備をしています。ただ新型コロナワクチンの接種も行なっているため運用方法を悩んでいます。というのも同時に接種を行なっていると、間違えて接種を行なってしまう可能性があるからです。実際に子宮頸がんのワクチンを接種しに来られた患者さんに新型コロナワクチンを接種してしまった事例が報告されています。
例年通り10月中旬からインフルエンザワクチンの接種を開始して新型コロナと同時期に接種しないこととするとすれば、現時点で入っている予約で打ち切る必要があります。まだまだ接種希望者がおられるので接種したいのですが、間違いが起こってもいけないので悩ましい問題です。新型コロナワクチンを接種するスタッフとインフルエンザワクチンを接種するスタッフを分けることも考えたりしますが、実際には間違いが起こりそうです。
もう少しスタッフと相談しながら新型コロナワクチンの接種を継続するかやめるか、インフルエンザワクチンの接種方法を考えてみたいと思います。
インフルエンザワクチンの発注
インフルエンザワクチンの接種の準備はインフルエンザワクチンの発注と、予約システムの改修です。インフルエンザワクチンは毎年不足が叫ばれている(毎年理由は異なりますが・・・)ので、早めに発注する必要があります。今回は例年通りを想定していましたが、少し離れてはいますが毎年1200人のインフルエンザワクチンの接種を行なっておられたある診療所が閉院されたそうなので、少し多めに予約することにしました。これが一つ目の準備です。
予約システムの改修
もう一つの準備は当院で活用している予約システムの改修です。というのは予約システムの様式で5つまでしか項目を作ることができず、「順番予約」、「時間予約」、「処置予約」、「イオントフォレーシス」、「新型コロナワクチン」の5つ全て使っている状態でした。そこでPISTAさんに相談して6つ目の予約枠を設定してもらいました。
今日メールでお願いしたばかりなのですが、夕方には6個目の予約枠が増えています。素早く対応していただいて本当に助かります。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時進行するかどうかはわかりませんが、少なくとも新型コロナワクチンを接種している間にも10月中旬以後のインフルエンザワクチンの予約を受けることができます。
実は例年当院でも注文しているあるメーカーのインフルエンザワクチンの生産が思わしくないかもしれないという不確かな情報が入っています。もし本当に生産が思わしくなければ、今年もインフルエンザワクチン不足になるでしょう。確かな情報が入り次第報告します。
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