「昨日ホタルが光るのを見ました! エイプリルフール!?」に書いたのですが、今日はエイプリルフールです。
昨日ホタルが光るのを見たなんて、ホタルにはまだ早いのでエイプリルフールネタなのでしょうか?
エイプリルフールは1年に1日嘘をついても許される日と言われています。かといって人を傷つける嘘や誰かが嫌な思いをする嘘は避けるべきです。ちょっとクスッと笑えるようなエイプリルフールネタを考えていましたがなかなか良いものが浮かびません。
ふと思いついたのがこのホタルです。
この時期にホタルといっても信じてもらえないのでクスッと笑える嘘として許されると思いました。
というのは本当に昨日ほたるが光るのを見てきました。
以下の写真のように昨日光っていました。
北九州市ほたる館
住所:北九州市小倉北区熊谷2丁目5番1号
電話:093-561-0800
休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合その翌日)、年末年始
入館料:無料
ほたる館ホームページより抜粋
中に入るとホタルの一生が観察できる飼育水槽が迎えてくれます
水槽を覗くと幼虫を簡単にみることができると思っていましたが、通常は砂の中に潜っているそうです。
砂のない水槽では岩の下に隠れているそうです。
職員の方が岩をどかせて幼虫を見せてくださいました。
岩の裏に張り付いている黒いのが幼虫です。
幼虫が光ることがあるのは知っていましたが、通常は光ることはほとんどないそうです。
蛹になる直前に光ることが稀にある程度だそうです。
ホタルの卵
入れ物の周りにいる細長いのがホタルの幼虫です。
小さい粒は餌になるカワニナの卵などです。
脱皮をしてどんどん大きくなっていきます。
ホタル
ほたる館で飼っているホタルを見せてもらいました。
光っています。
ホタルの不思議
職員の方に色々教えていただきました。
ヘイケホタルの方が飼育しやすい
一年中飼育しているということは温度を管理して、冬を経験させたり夏を経験させたりして成虫にしていると勝手に思っていました。実際には違うそうです。というのもこちらで飼育されているヘイケホタルは一年中一定温度を保っていると繁殖するそうです。一方ゲンジボタルは低温にする必要があるそうです。そのためゲンジボタルを飼育するのは難しいそうです。
ホタルのうち成虫が光るのは珍しい
世界に2千種類ほどいるそうですが、幼虫は多くの種類で光るものの成虫が光る種類は限られているそうです。
幼虫時代にホタルが光るのは威嚇
幼虫時代にホタルが光るのは生殖行為とは無関係で、他の虫に対する威嚇行動だそうです。
光ると他の虫はギョッとするそうです。
幼虫が陸で生活するホタルもいる
ホタルの幼虫は水の中で育ち成虫になったら飛び回るというのが常識でしたが幼虫が水の中で育つのは水生ホタルという種類で、ホタルの種類によっては陸上生活を送る陸生ホタルという種類もあるそうです。日本で有名なゲンジボタル・ヘイケホタルは水生ホタルですが、日本にもヒメボタルという陸生ホタルがいるそうです。
ほんの10分立ち寄ってホタルを見ることができればすぐに立ち去る予定でしたが・・・。
面白くて気づいたら1時間以上時間が経過していました。
ブログネーム・元気(長男、幼稚園年長)は1日いても飽きないと思います。
ホタルに興味がある方で北九州界隈にいかれる機会がありましたらお立ち寄りください。
ホタルのブログ一覧はこちら。
この後、ここの職員さんに教えていただいた水環境館のくさびを見にいき、偶然見ることができました。
ありがとうございました。ちょっと感動しました。水環境館の「くさび」の話はまたの機会に書きたいと思います。
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