新発売の腋窩多汗症外用治療薬「エクロック®ゲル」の形状見本

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「エクロック®ゲル」は日本初の原発性腋窩多汗症用の外用剤です。9月に製造販売承認を受け発売に向けて準備が進んでいますが、昨日形状見本が届きました。形状見本とは薬の具体的なイメージを理解してもらうために薬効成分の入っていない基剤のみの見本です。
これまで腋窩多汗症に対する保険適応のある治療はイオントフォレーシス内服薬など限られていましたが、このお薬が発売されることで選択肢が広がります。(他に自費診療にはなりますが、塩化アルミニウム水溶液があります)
以下科研製薬のHPより引用

 本剤は、神経伝達物質であるアセチルコリンの作用を阻害する抗コリン剤に分類される日本初の原発性腋窩多汗症用の外用剤です。アセチルコリンはムスカリン受容体と結合することにより、汗腺から発汗を誘発すると考えられており、本剤は多汗症の原因となるエクリン汗腺のムスカリン受容体と結合することでアセチルコリンの結合を阻害し、発汗を抑制します。1日1回の両腋窩への塗布で効果が期待でき、塗布の際にアプリケーター(塗布具)を用いることで手が薬液に触れることなく塗布が可能です。

多汗症の内服治療薬、プロバンサイン®と同様の作用機序のお薬です。プロバンサイン®は口渇などの副作用があるため使いにくい面がありますが、このお薬は外用薬なので口渇は起こしにくいようです(治験で何%かの口渇の副作用の報告があるようです)。

黄色の↓で示すのが「エクロック®ゲル」の特徴であるアプリケーター(塗布具)です。右端の青色の蓋を外しています。

アプリケーター(塗布具)に薬剤を適量のせて腋窩に塗ります。
手についてしまうと目に入る可能性があるため、手につかない仕組みを考えたようです。
(目に薬剤が入ると散瞳といって瞳孔が開いてしまうことがあるからです。また閉塞隅角緑内障の方・排尿障害のある前立腺肥大の患者さんには禁忌となっています。)

残念ながら塗りにくそうなのでいずれ改善されるのではないかと思います。
まずはこの形状で発売のようです。
11月に発売予定のようです。
当院では腋窩の多汗症のイオントフォレーシスをされている患者さんを中心に発売と同時に処方を開始する予定です。
処方可能になった時点で改めてブログ記事にさせていただきます。

#エクロック®ゲル
#多汗症治療薬

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