私はお酒を飲まないので全く関係はありませんが、10月1日より酒税が変わるそうです。(参考:【2020年10月〜】ビールは値下げ。第3のビール・新ジャンル・発泡酒は?酒税法税率改正で値上げ/値下げになるお酒一覧)
ビールは値下げされ、第三のビールは値上げになるそうです。(ビール、発泡酒、第三のビールの詳しい分類はこちらをご覧ください。)
そもそもビールに対して発泡酒は税率が低く、更に第三のビールという分類は税率がかなり低く抑えられています。
多くの人が日頃飲むのはビールではなく、第三のビールになってしまいました。
残念ながら多くの人はわざわざ高い税金を払ってまでビールを飲みたい人は少なかったようです。アルコールを飲みたいのであって、必ずしもビールでなくてもよかったように思います。
気の毒に思うのが第三のビールを開発した会社です。恐らく工夫には多大な努力があったことでしょう。その努力を刈り取るような理不尽な税率改正の気がします。
新しい酒税の提案
お酒やタバコに税金をかける意味・目的は私にはよくわかりませんが、税金をかけるのであればわかりやすい税金のかけ方にすればよいのにと思います。具体的にはアルコールの量・ニコチンの量に対して税金をかければよいと私は思います。アルコール濃度×容量でアルコールの量がわかります。そのアルコールの量に対して課税するようにすれば単純明快です。タバコもニコチン量に対して課税するようにすればよいのにと思います。
アルコール量、ニコチン量に対して課税する目的は病気の予防です。恐らくアルコール量・ニコチン量に依存して病気になると思います(残念ながらデータはありませんが)ので、アルコール量・ニコチン量に応じて課税し、アルコールとニコチンによる病気に対する治療費にするとよいと思います。(アルコールで病気になる皮膚病はいくつか見つけていますが、タバコで病気になる皮膚病はまだ見つけていません。アルコールをやめるとよくなる皮膚病はありますが、タバコをやめてもよくなる皮膚病はいまのところみつかっていません)
これまでの経緯があるため酒税がお酒の種類によって異なるのは仕方がありませんが、21世紀ですから公平な仕組みを0から考えてもよいのではないかと思います。公平な仕組みの一つがアルコール量によって酒税を課税するという仕組みです。
これまで統一ルールになっていないのは私には不思議に思えます。(まぁ私は飲まないからどっちでもよいのですが・・・。)
公平な課税ルールになるといいですね。
追加:ビールの税率をみてびっくりしました。350mlのビール1缶で77円、明日から70円が税金だそうです。
大量に飲んでいた時代、しっかり納税していたな・・・。一日にいくら月にいくら納税していたのだろうと思った次第です。
この記事へのコメントはありません。