幸い呉市ではお一人感染が確認されましたがその後広がりませんでした。
更に広島県では１週間新型コロナウイルスの感染の確認はされていません。
そういう意味で広島や呉の距離的に近くの知人で新型コロナウイルスの感染の直接の影響を受けた方はいません。（自粛の影響を受けている知人は多数おられます。）

知人と情報交換をしていると知人の身近にはいくつか新型コロナウイルスの感染に関した話がありました。
一人目は幼稚園の息子さんのお友達のお父さんの感染が確認されたため、息子さんともども自主隔離し仕事を休まれたそうです。幸い発症されなかったそうです。
二人目は関東の医師で身近に新型コロナウイルスの感染の方はおられず濃厚接触者もいないものの３８℃の発熱があったため、職場から出勤してはいけないといわれ１週間自宅待機となりました。幸い１日発熱があっただけのようです。検査はしていないそうです。
三人目は関西圏の医師で、ある患者さんが受診され、その翌日から発熱が始まり受診後６日経って新型コロナウイルスの感染が確認され保健所から連絡があったそうです。保健所からはマスクをしていましたよね？と濃厚接触に当たらないのではないかと言われたそうですが、自主的に休業を決めたそうです。あとでわかったことですが、患者さんのご家族に風邪症状と味覚障害があり保健所から自己隔離を指示されていたそうです。ご家族の自己隔離までは理解してもらえていなかったようです。
その後知人自身にに微熱があり、しばらくして家族にも発熱があったそうです。念のため診察再開前にPCRは受けたそうですが、幸い陰性だったそうです。

一人目の知人の話は１か月以上前のことですが、二人目・三人目の知人の話はゴールデンウィーク前後の話なのでまだ現在進行形の話です。
感染は確認されているわけではありませんが、疑わしい状態です。二人目の知人は味覚障害もなく発熱だけなのでただの風邪かもしれませんが、三人目の知人はPCRでは陰性（陰性でも新型コロナウイルスに感染している確率は３割程度といわれています）でしたが、濃厚接触後風邪症状があり、家族にも風邪症状が続いたので疑わしい状態です。もしかしたら後日抗体検査（感染を意味する抗原ではなく、過去に感染を意味する抗体検査です）をすると陽性なのかもしれません。

知人達のように診断は確定していなくても自己隔離していただいている方々のおかげで感染が抑えられているのかもしれません。実際感染が確認されても治療薬があるわけでもなく、隔離して自然治癒を待つだけなので、重症化さえしなければ検査することなく疑わしい方々が隔離あるいは自己隔離されることで多くの方が守られると思います。隔離・自己隔離されている方に感謝したいと思います。
私の知人という狭い範囲の話なので確かなことはいえませんが、私の印象では関東圏、関西圏ではまだじわじわ感染が広がっているように思えるので、自粛要請が解除されると感染が再度拡大しそうなことを心配しています。

呉・広島ではおさまりつつあるので余り実感はありませんでしたが、知人の話を聞くことでまだまだ予断を許さない時期だということがわかりました。
少ないながら県をまたいで移動する方もおられるため、いつ広島・呉でクラスターが再燃してもおかしくないので、極力人込みにはいかないようにしたいと思います。

一日でも早く落ち着いてくれることを祈っています。