元気(長男、4才)が1.5Kg減…

広島ブログ

12月中旬から元気(長男、4才)がご飯を食べなくなりました。ブログネームは元気なのに…、元気(長男、4才)の元気がなくなりました…。元気の場合は突然の発熱から始りました。咳も鼻水も出ないのでインフルエンザを疑って検査をしましたがインフルエンザは陰性でした。しばらくすると発熱はおさまりましたが、ご飯を食べなくなりました。

オエオエするから食べない

笑顔で遊んで元気なのですが、食事の話になると顔が曇り、オエオエ出るからご飯食べないと言います。オエオエとは嘔吐のことで嘔吐しそうだから食べないと訴えます。そのうち食べるだろうと高を括っていましたが一向に食べようとしません。心理的なものかと思い、ゲームやYouTubeなど好きなことをするなら食べなきゃゲームやYouTube禁止ねという交換条件をつけましたが、それでも泣いて食べることを拒否します。
水分はとっているし少しは食べるので小児科に連れていくか少し悩みましたが、悩んでいるうちに年末年始になったため様子をみることにしました。

オエオエするから寝ない

12月中旬に18Kgになったことを喜んだ体重がどんどん減っていきます。
1月になっても食べようとはしません。
そうこうしているうちに家内が寝かせつけようとして布団に行くと、「横になるとオエオエするから寝たくない!」と泣き出しました。
まだ遊びたくて寝たくないから泣く泣き方とは明らかに異なります。本気泣きなので、どうやら本当に寝るとオエオエするようです。寝るというのは横になるとオエオエするようです。
横にならないように、座った私の膝の上に抱っこして、おしりを沈ませて体が水平にならないように頭を少し起こして、リクライニングさせたような形で寝かせつけたら何とかねました。

翌日も横になりたくないといって泣き出す始末です。
それならと私の胸を背もたれのようにして厳密には横にならないように、前日とは違う形でリクライニングの様にして寝かせつけてみました。どうやら横になるとオエオエするのは本当のようです。

困りました…

いっぱい食べるとオエオエする

食べ物の話をすると顔が曇ります。それでもお腹が本当に空いたら少しは食べるのですが、すぐに食べなくなります。本当に最低限食べるだけのようです。何故食べないの?と聞くとタイトルの「いっぱい食べるとオエオエする」だそうです。

お菓子とアイスは食べる

お菓子とアイスは食べていました。このことが病気であると認識するのを妨げました。精神的な問題かと疑ってしまうことに繋がりました。お菓子とアイスは食べられるのだから病気ではないと思ってしまったのです。

お菓子もアイスも食べていなければもっと早く小児科に連れていってあげたと思います。

ただこのお菓子とアイスを食べていたおかげで体重が減るのが緩やかだったのかもしれないと思いました。

横になるとオエオエする

とうとう18Kgあった体重が16.5Kgになってしまいました。
1/5の時点で元気(長男、4才)に「食べようよ」と話しかけました。大泣きをはじめました。「食べるとオエオエする」。本当に辛そうです。見ているこちらも辛くなります。

その後ゲームして楽しく遊んでいたのですが、オエオエすると言って泣き出しました。横になったらと提案しますが、「横になるとオエオエする」と言って半狂乱という勢いで泣き出します。夜寝かせるの要領で私の身体の上にリクライニングシートのように身体を起こして横にならせます。すると楽になったのか泣き止みました。どうやら精神的なものではなく、器質的なもののようです。

ふと気づく

元気(長男、4才)を私の身体の上で休ませているときにふと気付きました。ただ4才の子供だし…。 でも…。頭の中で元気の症状を私の思いついた病気と照らし合わせても全て合致します。

薬を調べてみると小児用のお薬が2年前に発売されていました。ただ気付いたのが1/5(日曜日)の夕方だったので、すぐに手に入るか考えましたが、難しそうでした。翌日発注して火曜日には手に入りました。

結果は…

診断名と投与した薬剤名は以後明日書きます(追記:続きはこちら)。ご心配頂かないように、先に結果だけ書くと、薬を飲んで数時間でパクパクご飯を食べるようになりました。しかも翌日余りに調子良かったので薬を飲ませ忘れてしまいました。前回飲ませてから27時間すると「オエオエする…」と言い出しました。1日一回内服の薬なので薬が切れたのでしょう。間違いなく薬が効いています。検査は大変なので診断と治療を兼ねて薬物治療をはじめたのですが、薬が効いたので診断も正しそうです。薬を飲みはじめて1週間ちょっと経ちますが0.3Kg体重が増えました。一安心です。

小児科の先生には簡単な病気なのかもしれないのですが、私にはなかなか思いつきませんでした。気づくのに2・3週間かかりました。研修医の時に経験した消化器の知識が偶然役立ちました。経験ってどこで役立つかわかりませんね。

嘔吐している訳ではなく、体重は減っているものの嘔気(吐きそうな状態)だけで、小児科に連れていく気にはなれませんでした。特に年末年始だったので連れていくなら救急外来だったため、余計躊躇われました。この病気に気づかなかったら小児科に連れて行っていたか、小児科の同級生に相談していたと思います。

もっと早く気づいてやれば良かったという反省を込めて書いてみました。また、もしかして同じような症状で悩んでいるお子さんのためになるのではないかと考えて書いてみました。

参考:元気(長男、4才)が体重1.5Kg減 その後

関連記事

  1. 小学校一年生の宿題

  2. 勝負には負けたけど、ちょっと嬉しい話

  3. 我が家の水族館? 境川で観察

  4. 急いで砂遊び

  5. ちょっと潮干狩り(貝掘り)に行ってきました。

  6. 視野がボヤける!?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

橋本クリニック 医院紹介

橋本クリニック 診察日・休診日一覧

2023年 12月
26
27
28
29
30
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
1
2
3
4
5
6

9:30〜13:00、15:00〜18:20

9:30〜13:00 午後休診

09:00~13:00、午後休診

休診日

広島ブログ

広島ブログ