足白癬(足水虫:Tinea pedis)の治療
足白癬(足水虫:Tinea pedis)とはいわゆる水虫のことで、白癬菌というカビの一種が足に感染することで発症する疾患です(参考:足白癬(足水虫:Tinea pedis))。
治療は抗真菌剤の外用を行います。
当院では抗菌範囲の広くカンジダにも有効なアスタットクリーム®(ラノコナゾールが主成分で、市販薬でも同じ成分の薬があります)を処方します。
外用方法は症状がある患部だけでなく、両足全体に塗ってもらいます。
塗り方は以下の動画をご参照ください。
アスタットクリーム®2週間後、症状が改善しています。
まだ落屑変化が認められますので、外用を継続していただきます。
皮膚のターンオーバー(皮膚の生まれ変わりの周期のこと)が約1か月なので治療開始から約1か月間を目安に外用を継続していただきます。
足白癬があり、爪に白色病変がある場合爪白癬の可能性があります。爪にも白いところがあれば一緒に治療するようにしましょう。