AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、日本語で言えば男性型脱毛症のことです。
AGAは男性なら誰でも起こる脱毛症ですが、20代で髪の毛が少なくなることもあれば、70代でもフサフサの人もあります。その違いがわかってきました。一言でいえば5α還元酵素という酵素の働き方の違いでした。5α還元酵素がよく働いてしまうと髪の毛が抜けてしまうようです。5α還元酵素の働きを阻害すると髪の毛が生えてきます。
AGA(男性型脱毛症)の病院での治療には大きく分けて二つあります。いずれも健康保険の適応のない自費診療です。
一つはフィナステリド(先発品名:プロペシア)、もう一つはデュタステリド(先発品名:ザガーロ)です。
詳しくはAGA(男性型脱毛症)のページに譲りますが、簡単に書けばフィナステリドは原因となる5α還元酵素の2型だけを阻害し、デュタステリドは1型・2型の両方を阻害します。つまり効果が高いのがデュタステリドで、フィナステリドはそれなりに効果があります。
今回は1型2型5α還元酵素の両方を阻害するデュタステリドの著効例です。
AGAの治療薬にはフィナステリドとデュタステリドの2種類あり、髪の毛が増えることが多いのが今回患者さんに内服してもらったデュタステリドです。
患者さんに写真の掲載をご快諾いただきましたので掲載させていただきます。
2016/8/18 初診時
デュタステリド内服開始
2017/3/27
2017/7/3
当院では20代の方から70代の方まで幅広い年齢層の患者さんのAGA治療を行っております。
この方は特に効果が高かったので全員がここまでの効果が期待できるわけではありませんが、著効例ではこれだけ効果が出ることがあります。
AGA(男性型脱毛症)の治療・診察料・薬剤代等詳しくはこちらをご覧ください。(参考:初診料2000円、薬剤費30日分7700円)
AGA(男性型脱毛症)の治療についてよくある質問についてはこちらをご覧ください。
呉市近郊で薄毛・抜け毛でお困りでしたら橋本クリニックを受診してみてください
フィナステリドの著効例はこちらをご覧ください。