いわゆるニキビについてですが、医学的には尋常性ざ瘡といいます。
10~30歳代までの青年期の男女の顔面、前胸部、背部などの脂漏部位(脂の分泌の多いところ)に好発する毛包炎(毛穴の炎症)や膿疱(膿のたまったもの)のことです。
特に思春期に増悪します。
俗に青春のシンボルといわれることもありますが、多くの場合生活習慣が原因で発症するようです。
原因
一般的にはホルモンバランスの乱れなどと言われているようですが、どうやら違うようです。
ある食べ物や飲み物を摂ること、あるいは摂り過ぎることで発症します。
あるいは組み合わせなど、身体に合わない間違った食べ方をすると発症するようです。
寝不足や強いストレスはニキビを引き起こしてしまうようです。
(原因についてはホームページに載せる予定にしていますが、載せ方について悩んでいます。もうしばらくお待ちください)
治療法
治療の中心は細菌感染に対処するものです。
具体的には抗生物質の内服(ビブラマイシン®️・ファロム®️など)、外用(アクアチムクリーム®️、ゼビアックスローション®️)で治療を行います。ニキビダニによるニキビの可能性がある場合硫黄製剤の外用などを使うことがあります。
毛穴の詰まりによって引き起こされる病態に対しては、毛穴の詰まりをよくするようなお薬(ディフェリンゲル®、ベピオゲル®など)を使うこともありますが副作用(ひりひりしたり、赤くなること)があるため極力避けるようにしています。
当院での一般的な治療方針
薬での治療に加え、食事指導を行っております。
原因となりうる食べ物や飲み物の摂り方をこれまでの食生活を踏まえて指導しています。
ホームページには今のところ具体的に記載していませんが、受診していただいた方に具体的な内容を写真を見て頂きながらご説明させていただきます。
食べ方や飲み方を間違うと翌日新しいニキビが出来てしまいます。
ニキビの出来る仕組みとは少し異なりますが、似たような仕組みでニキビ痕になってしまうようです。
当院ではニキビ痕の治る食事指導も行っています。
ご興味があれば橋本クリニックを受診してみください。 |