多汗症の治療
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| 多汗症とは、気温や運動に関係なく汗が多く出てしまう疾患です。好発部位は手掌、足底、腋窩（脇の下）です。 治療は水道水に患部を浸し、弱い直流電流を患部に流すことによりエクリン汗腺からの発汗を抑制します。 通常弱い電流から行い、病状により電流を強くしていきます。 最初のうちは１週間に１回～２回程度の頻度で治療を行います。効果があれば治療期間に応じて１～３週間に１回程度の治療を継続するようにします。 早ければ２・３回の治療で効果が現れますが、通常は何度か治療を行い電流を強くしていかないと効果が出にくい方が多いです。残念ながら最大の電流にしても効果が表れない方が一定割合でおられます。重篤な副作用は通常ありませんが、治療中ピリピリする等の刺激感があります。急に手や足を離すと、ビリッと強い衝撃を受けることがありますので注意が必要です。 治療を繰り返しているうちは症状が軽快しますが、治療を中止すると再発することが多いです。そのため継続して治療が必要です（症状が落ち着けば、1~3週間毎など治療の間隔をあけることができます）。あるいは当院での治療効果が確認できた時点で自宅でのイオントフォレーシス  の機械を購入されるのも一つの選択肢かもしれません。気温の影響もあり冬場は発汗が少ないため、寒い時期はイオントフォレーシスを中止し、４月５月の温かくなってから再開される方が多いです。 他の治療法で改善が認められない方が適応であり、保険適応のある多汗症の治療薬が発売されたため、保険の適応の観点から初診の方へのイオントフォレーシスの治療はできなくなりました。何度か受診頂いて他の治療法を試した上で改善しない場合に限りイオントフォレーシスを行うことができます。これまで当院でイオントフォレーシス行なったことのある方は、お電話（0823323000）あるいはネットでのイオントフォレーシスの予約枠でご予約の上で受診して頂くようにお願いいたします。当院では手掌、足底、腋か（わきの下）のイオントフォレーシスを行っております。 |
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自宅でのイオントフォレーシスAmazonにて自宅でイオントフォレーシスのできる機械が販売されています。 |
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イオントフォレーシス
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