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アトピー性皮膚炎(概念・診断基準など)

アトピー性皮膚炎の概念(定義) 

(厚生労働省 アトピー性皮膚炎治療ガイドライン2005改訂版より引用)

アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因をもつ。

アトピー素因とは、@家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のいずれか、あるいは複数の疾患)、AIgE抗体を産生しやすい素因

アトピー性皮膚炎の診断基準 

1.掻痒があること

2.特徴的皮疹と分布

 @皮疹は湿疹病変であること

 A分布が左右対称性であること

   乳児は顔面から始まり体幹、四肢に降下

   幼小児期には頚部、四肢屈曲部の病変が目立つ

   思春期・成人期:上半身に皮疹が強い傾向がある。

3.慢性・反復経過

 乳児期では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上を慢性化とする。

 上記1、2、3の項目を満たすもので、症状の軽量を問わずアトピー性皮膚炎と診断するとあります。

除外すべき診断や診断の参考項目は割愛しました。

厚生労働省のアトピー性皮膚炎治療ガイドラインの定義によると、乳児期では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上を慢性化とするとありますので、罹病期間を聞かず、皮疹だけから初診でアトピー性皮膚炎と診断することはできないのです(典型的な皮疹の場合かなり疑わしいことはわかります)。
少なくとも問診で罹病期間が上記以上あるかどうかを確認する。できればしばらく経過をみて診断をつけるというのがアトピー性皮膚炎治療ガイドラインの定義にそった診断です。

日本皮膚科学会の定義もほとんど同じような内容です。

実際には、特徴的な皮疹の性状から一目で診断をつける先生もおられると思いますが、罹病期間が上記に満たない場合には私はアトピー性皮膚炎の可能性がありますねという程度にしております。つまり湿疹が出始めてから1ヶ月では診断基準を満たしていないのです。(アトピー性皮膚炎というとショックを受けられる親御さんがおられるため、こころの準備をしていただくという意味もあります。厳密には診断基準は満たしていませんしね。)

九州大学のホームページがかなりわかりやすく記載してあります。ここへのリンクを貼るだけで、このブログを終わろうかと思ったくらいです。

九州大学医学部 皮膚科学教室

厚生労働省 アトピー性皮膚炎の概要と基本的治療 〜厚生労働科学研究「アトピー性皮膚炎治療ガイドライン2005」を中心に


アトピー性皮膚炎(診断基準・治療偏)に続きます。

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